装画塾に参加しました

JILLA(日本イラストレーション協会)主催のJILLA装画塾(全4回)に参加しました。

講師は装丁家の宮川和夫さんで、全4回装画についての講義を受けてきました。

課題図書は宮川先生が最近装丁されたベストセラー 内館牧子さんの「老害の人」。最終日には生徒の私たちが描いた絵を、ひとつひとつ宮川先生がデザインして印刷してくださいました!嬉しい。ありがとうございました。

私が描いた絵は2点。主人公の福太郎のアップと、老害の人6人衆。すでに丹下京子さんによる素晴らしい装画で本ができているわけで、、(丹下京子さんの福太郎を見ていると、もうこの福太郎しかないでしょう!と思えてくるのです…)自分なりの福太郎を描くのに苦労しました。

元経営者でちょっとずる賢い、でも憎めない悪だくみ爺さん福太郎…雰囲気が描けているでしょうか?

ただ場面を描くだけではカットや挿絵になってしまう。装画はシーンが描けていなければいけない。人物の内面、背景、物語。 自分がこの先物語のある絵を描けるイラストレーターになれるのか? しっかりビジョンを持って精進していかなければ、と思いました。宮川先生ありがとうございました。

また普段接する機会のない、色々なジャンルのイラストレーターの方々と知り合うことが出来たのも収穫でした。主催のJILLAの皆様ありがとうございました。